便利さと人間の退化と

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サービスエリアやモールに行くと、トイレにはよく「使用後に必ず水を流してください」と書いてあります。

あれって「そんなん当たり前やん」って見るたび思ってました。

日本語で書いてあることもあるからボタンがよくわからない外国人向けってわけでなさそうだし。ボタンの位置はここだよって書いてあることもありますが、それとは別に「流してね」と書いてあることもあってすごくすごく不思議でした。

 

でも家づくりの妄想をしている中で、気付きました。

「便利さが人間をダメにしているからじゃないか!!!!」って。

 

うちの設置予定トイレは前にも書いた通り、TOTOネオレストNX。

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(TOTOのHPより)

 

toto のトイレ技術が凝縮された最新トイレで、美しさだけでなく、自動開閉はもちろん、暗いときにライトで照らしてくれて(その機能いる?)、お掃除までしてくれます。

ああ、写真見るたび鼻血出そうになります。

 

ぶっちゃけ、見た目だけで選んだので機能はすごいなーってぐらいで気にしてませんでした。

 

でも、子供ができて、この家で暮らしたらって考えるとちょっとマズイなってことの気づいたのです。

 

無垢な状態で生まれてきた子は家にあるこのトイレを「ザ・スタンダード」と思って過ごします。

勝手に蓋が開いて、勝手に水が流れて、勝手にライトがついて、勝手にお掃除までしてくれる。

 

さあ、その子が大きくなり、幼稚園や小学校になり、公共施設でトイレを使います。

 

トイレは勝手に開かないし、流れません!

恐ろしい!

 

最近は幼稚園に入ってトイレの流し方を知らなかった子がいたなんて話を聞いたことがあります。おうちのトイレがなんでもしてくれたらそりゃあ流すの忘れますよね。

 

私が小さい頃は携帯電話なんてなかったから、友達との待ち合わせにヤキモキしたし、お風呂はボタンなんてないから温度の調節に四苦八苦してお湯を出しすぎてやけどなんてこともありました。

 

それはそれで、痛みというものを学んだし、頭を使ってどう回避すべきか考えることができました。「持たない」ことで成長できました。

 

でも、今から生まれる子は大変です。「持っている」からこそそれが使えない状況になったとき果たして対処できるのでしょうか。

 

私は子供ができたら、こんなにすごい世の中だからこそ、不便さというのをあえて作出し、自分の知恵で切り抜けられるように育てたいなと思います。

できて当たり前じゃない、どうしたらできないことができるようになるのか、できるようになったらどんなに嬉しいかを知っている子になってほしい。

「ママ〜、学校のトイレってなんで自分で開かないし、ライトもつかないの?」 って嫌な奴にはしません。

 

でも、「人をダメにするトイレ」は絶対つけます。かっこいいから。

ほら、デザインや美を教えるの大事だし!!!笑

 

ちゃんと「他のトイレがこうとは限らない」と教えてあげよう。